エピソード Mさん(フリーター編②)
前回の続きです。
コンカフェに通い始めてから1ヶ月がたった
Mさん目当てにコンカフェに通い始めた僕でしたが、1ヶ月経ったところで
大分コンカフェを楽しめる様になってきました。
Mさん以外とも気軽に話される様になり、その中でも歳が近かったYという
キャストと非常に仲良くなりました。Yは気さくな性格をしていたこともあり、
客とキャストという感覚より、友達という感覚で僕も接していました。
しかし、のちにこれが大きな間違いを引き起こすこととなりました・・・
肝心のMさんとの関係
こちらも確実に仲良くなっていきました。
割と暇な時間はずっと僕と話している様な感じで、僕の中の恋心はどんどん
成長していきました。ただ通ってみてわかりましたが、コンカフェにはルールがありました。
コンカフェのルール
(1)客と付き合うのは禁止
(2)客と外で会うのも禁止
※あくまでもキャスト側に課せられたルールで客には課せられていませんでした。
→客には付き合えるかもよ?と思わせてるけど、キャストには禁止している感じですね
※※ あくまでも当時のルールです。
上記の様に、付き合うのは制限されていました。
そんな悲しいルールを聞き、付き合う事はあきらめていましたが、ある日Mさんのmixiアカウントを教えてもらいました。
Mさん「僕くんってmixiやってるのー?」
僕「やってますよー」
Mさん「友達になろうよー」
僕「!?」(これはもしや・・・僕に気があるのでは・・・)
脈があるのかとmixiで早速友達になりました。しかし友達欄には他のお客さんがずらり。ブルータス・・・お前もか・・・
当時の私は知りませんでしたが、SNSについては特段店に制限されていませんでした。
自分だけではないのかと、最初はすこしがっかりした僕ですが、Mさんの事がもっと知れると結局は喜んでいました。わーい。(阿呆)
mixiでの交流
始めは、Mさんの日記を読んだり、コメントしたりしていましたが、
仲の良いお客さんはキャストとメッセージのやり取りをしてると聞き、
僕も勇気を出して送ってみることにしました。
返事が来るのかかなりドキドキしましたがあっけなく返事が返ってきて、そのまま連絡の取り合いが始まりました。
1日数回のメッセージのやり取りは2ヶ月ほど続きました。
※最初のメッセージ(記憶おぼろげ)
僕「Mさん、今日はありがとねー、紹介してもらった漫画読んでみるね」
Mさん「今週中に読んで、感想聞かせてねー、また明日ー」
こんな感じのあっさりしたメッセージがすぐ返ってきました。
僕のドキドキをかえせ!(いやうれしいけどね・・・)
決心
Mさんとはとても仲良くなりました。人気のキャストでファンも多かったですが、
見える範囲では僕が一番親しくしていると間違いなく思えました。(本当か?)
しかしコンカフェキャストと付き合う事は、キャスト側が禁止されており、諦めようと思いました。しかし毎日のメッセージのやり取りで恋心はどんどん大きくなるばかりで、毎日苦しい思いをする様になりました。
ついにある日僕はこの思いをMさんに告げ、決着をつけようと思いました。
わいはやるで!Mさんに告白するんや!!
告白につい気が高ぶって関西弁になってしまった所で、残りは次回!
この期間に考えていたこと(明日から使えるコンカフェテクニック)
他のキャストとも仲良くする
これマジ大事。好きなキャストに優しくして、嫌いなキャストに冷たくする人結構いますが、基本的にはダメです。女の子は噂話をする生き物です。変な客やムカつく客は一気に広まりますし、逆に良い客の話もキャスト同士で共有しています。
絶対に他のキャストに嫌われない様にMさん以上に気を付けていました。
僕がMさんが好きなことは口にはしない様にしていた
当時は単純にイジられたりしたくないというのが理由でしたが、これは良いと思います。付き合うことになった場合、その後周りに隠さないといけないので、公に好意を認めるのは危険な行為です。良く見てればどの客がどのキャストを好きだというのはわかりますが、みんなそんなに他人に興味が無いので、口に出さなければ忘れてくれます。
現在のコンカフェのルール(番外編)
コンカフェのルールの話になりましたので、今のコンカフェのルールについても
解説しておきます。
・キャストと付き合うのはダメ
・キャストの連絡先を聞くのは禁止
・SNSをやるのは良いけど、メッセージはダメ
・その他キャストが嫌がることは禁止
今は、こんな感じのお店が多いんんじゃないかと。あんまり変わってないけど、多少細かく明文化されました。
個人的には最近のコンカフェキャストの方が、ラインアドレス渡して来たり、積極的な子が増えているなという印象。昔の方がルール遵守する真面目な子が多かったかもしれないですね。
今回はここまで、次回はMさん告白編